葉っぱが機械って言ったら信じますか?
こんにちは、うーらぼです。
<最近のうーらぼ情報>
宇大生にうーらぼが少しずつ認知され始めたことを感じ小さな喜びを感じている今日この頃、少しずつですがうーらぼのHPもできつつあり、いち早くお披露目したいです。けれど、実装したいものが多すぎてHTMLとCSSとJavaScriptの勉強で手いっぱいで案外HP制作が進んでいないのが現状です。(笑)
では、本題に入ります。
少し本題とずれてしまったりしているかもしれませんが温かい目で見ていただけると幸いです。
葉っぱは機械なのか?自分は機械だと思っています。
きっと農学部やそういった職業の方は「何を言っているんだ」と思うかもしれませんが、工学部であり物理と生物を触れた私なりの考えをまとめたいなと思います。
葉っぱは複雑にたくさんの歯車が噛み合って動いています。
第一の歯車は、光合成です。
きっと生物を習っている人は、光合成を考えると「植物が生きる上でする活動」のように感じると思うし、それであっているのですが、理工系が光合成を考えると、「一種の太陽光パネルだなー」と思います(仕組みは少し違いますが)
表面的に見れば、光合成は、光を吸収して、栄養になるものを作るというサイクルです。つまりこれは最近のソーラー電球のイメージが浮かびます。ソーラー電球は光るために必要な電気を太陽光から電気に変換して供給しています。ここはかなり近いものを感じる気がします。
ここから少し難しくなるのですが光合成は単純な働きをする部品がたくさんあるのですがそこに目的の材料を運ぶ力がなくその運搬をする運搬業者の車のエンジン役が太陽光っていうイメージ。(坂を転がった先が栄養なんだけど途中途中にずれててうまく転がれないからそこを上がるために太陽光が必要になる)
少し話の路線がずれたので本題に戻ります。
ここで植物の光合成の仕組みを機械と捉えると、どう面白いのかを考えていきます。
1つ目は、植物の光合成の仕組みを理解して、光合成を人為的に行うことができます。最近では「人口光合成」と呼ばれて、武蔵野大学の客員教授の西脇文男さんや大阪市立大学の人工合成センターで研究が進んでいます。
これは、かなり面白い革命で光合成の仕組みの分かる生物系とそれをシステムに置き換える理工系のコラボレーションによる産物だと考えています。
2つ目は、植物にUSBケーブルを挿して携帯を充電できる日が来るかもしれないということです。
植物の光合成が機械であるならば、私たちは何らかの形で携帯などのデバイスと植物を連結することができるはずです。だってパソコンと携帯だってUSBケーブル一本で接続できるじゃないですか。
これは最近オランダで発表された論文のもので、水面下に根を張る植物から電気を取り出すことが可能であると証明され、「太陽光発電や風力発電のよりも優れている点は夜間や風のない時でも発電できる」ということで注目を浴びています。
日本でも東京薬科大の渡邉教授らの研究チームなどが研究を進めている。
数年前は生物系と理工系は相いれない関係だったかもしれません、しかし、これからは理工系と生物系が手を組まなければいけない時代だと思います。
少しでも葉っぱが機械かもしれないと思ったり、面白いと思ったらtwitterやらfacebookで連絡ください。一緒に生物系と理工系が手を組んだ未来を想像しませんか?
ICS Design Award 企画
こんにちは〜うーらぼです。
最近、サークルの方向性が固まりだし 徐々に個人的なプログラミングやデザインの勉強ででき始めたので、最近あったICS Design Awardに提出したものを 自分で考察していこうかなと思います。
テーマが「2」という難しさと面白さ
今回のDesign Awardのテーマは「2」だったのですが、かなり悩みました笑
2といっても いろいろありすぎて逆に上手く「カタチ」にできないというのが本音でしたね笑。2という形のインテリアもあれば、2を使ったプロジェクトだってあるし、2色というところからモノクロ、赤白なんてのもありなので、2ってすごいなって思いました。
初期案は
・2の形のハンガー
・2の数字だけ消える時計
・2時間おきに電源が消える携帯
・2種類の家を混ぜるプロジェクト
・2又に見えるテーブル
などなどたくさんあったんですが
相方が考えた2又に見えるテーブルっていうのが、ピンときたのでこれを良くしていこうという流れになりました。
そこから、倒れるように見えた方が面白いよね。っていう流れになり
片方の2本の足が透明で今にも倒れそうなテーブルの骨組みができました。
塗る色はあえてワンカラーにしたいと思って居たので赤をメインにして
このデザインにたどり着きました。
片方の見えない足をあえて描くと
となり出来上がりました。
またさらなる面白い「アイデア」を「カタチ」にすべく、U-labは進みます。
ムクドリはなぜ駅前の木に集まるのか!(群れの科学)
こんにちは、うらぼです
最近暑すぎて家から出ることができない中の人です(笑)
中の人は毎日宇都宮駅前を通り登校してるわけなのですが
夕方の駅前に行くと必ず木にとまり切れないムクドリがいて
なんでこんなにムクドリが止まっているのだろうと思い調べてみました。
まず今回考えるべき議題を挙げると
・なぜムクドリは、夕方駅前にあつまるのか?
・なぜ一つの木に、とまりたがるのか?
・集団でなぜあれだけまとまったうごきができるのか?
1つ目の答えは
駅前が1番外敵がいないから
だそうで、どうゆうことかというと、駅前には電車だったりたくさんの人やたくさんの車があるのでムクドリの天敵である蛇やタカ、カラスがいません。つまり駅前は襲われる心配のない安全な場所になりムクドリは駅前に集まるようです。
2つ目の答えは
みんなで集まったほうが安全だから
まぁ、1つ目の答えからしても分かる通りムクドリは、かなり安全ということに敏感で数理経済学で言えば”最適化する個人”のパターンのリスク回避型であるといえる。ムクドリは夜、木に集まって集団ねぐらをつくります。もともとは広葉樹や竹藪などで集団ねぐらを作っていたようなのですが、最近ではそういった自然がなくなり駅前の木に集まるようになったとか。
3つ目の答えは
まだわかってない!
というのが現状なようで、特に面白いのが、集団でそらを飛んでいるとき、先頭の一匹が速度、方向を変化させると同時に全体がその速度、方向に合わせます。つまりあの集団は、一つの大きな存在であり、全、鳥たちが同じネットワークを介して動いているような動きでありすごい面白い。
さらに調べてみると、鳥たちは隣の鳥と相互関係を築いているらしく、隣の鳥が速度、方向を変えると、自分も速度と方向をかえるようになるそう。
つまりムクドリは、1.自分の意志で自由に空を飛ぶ 2.隣のムクドリに合わせて空を飛ぶ この2つの切り替えスイッチを持っていて、ここは個人的な推測になるのですが、このスイッチは、前回のイナゴに近く、ほかの多くのムクドリを見ることと時間帯によって切り替わるのではないかと思いました。
しかしこの切り替えのポイントや全体としての集団ネットワークの構築の仕組みはまだまだ謎に包まれている。少しでも気になった方は、ぜひ「群れ」について考えてみてはどうでしょうか。以上うらぼでした。
<余談> 最近では、ムクドリの群れは「臨界系」の一種だそうで、とくにムクドリに近い臨界系としては、どこかの研究チームは”強磁性”を例に挙げているようで、強磁性は、簡単に言うと「鉄を磁石でこすると鉄も磁石みたいになる」=① みたいなことで、だけどある温度以上(キュリー温度)になると鉄を磁石でこすっても磁石みたいにならないこと=②で、
つまり鉄の中にある磁場のベクトルが一定の方向を向いている状態=①
=ムクドリが集団で空を飛んでいるときで
鉄の磁場ベクトルがキュリー温度以上で一定の方向を示さない散漫としている状態=②
=ムクドリが個人個人で空を飛んでいるとき
だからムクドリの群れは臨界系の一種らしい
昆虫と群れの科学
こんにちは、うらぼです。
これは中の人の、脳内整理用ブログとなります。
少しでも共感はいりませんがレスポンスいただけると嬉しいです。
人が群れるというのは昔からよく聞きますしなぜ群れるかも
自分のことですし分かっていますので今回は触れません。
私的にはアリやイナゴの集団ネットワークがどのように構築するかがすごく興味があって、アリは1匹の女王アリとその女王アリが生んだ数千匹働きアリと数十匹のオスアリで作られるいわば家族という一つのコロニーができているので、集団ネットワークが一家という箱の上に成り立っているのがわかります。
しかしイナゴやカメムシもアリと同じように家族としてコロニーを作っているのかと思うとイナゴやカメムシは全く違って、全く知らない個人が集まって集団を作るようなのです。
今イナゴ達が群れる理由の仮説としては
1イナゴやカメムシは何らかの臭いやフェロモンによって集められる。
2イナゴやカメムシが寂しくなって集まる。
3イナゴやカメムシの個人の行きたいところに行ったらたまたまたくさんいてそのまま集合と化した。
インターネット調べてみた結果1と2を掛け合わしたものであることがわかりました。
イナゴは二つの条件が成立したとき寂しくなって集合する。
1 長い時間、他のイナゴの姿と臭いを嗅いだ時
2 後ろ足を継続的に押されたとき
カメムシも同じく臭いを使っているようです。
昆虫にもコロニーパターンがたくさんあり、昆虫の集団ネットワークの構築方法は、種ごとによって異なるので一概には一般式では表せないことがよく分かりました。ここら辺は、美術的にも価値があると思っていて、集団で群れる昆虫の美意識について、次回考えていこうかなって思います。